
2022年9月3日 第423号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
9月1日
第421号
編集・ココちゃん
軍事費GDP2%へ発進
概算要求5兆6000億円
31日、防衛省は23年度の軍事予算の概算要求額を5兆5947億円と決定しました。前年度を上回る予算で、9年連続で過去最多を更新。政府が目指すGDP2%に向けて発進。対米公約を優先し、国民生活対策を後回しにしたものであり、対中戦争で沖縄県に位置する南西諸島を最前線化する危険なものです。
対米公約最優先で
国民生活対策後回し
12式地対艦誘導弾=防衛装備庁のホームページから
南西諸島対中戦争最前線化
今回の概算要求も、いつものように、金額を示さない「事項要求」なるものを幾つも盛り込んでいます。この対象は、敵基地攻撃そのものになる12式地対艦誘導弾が含まれ、これを量産化するものです。
12式地対艦誘導弾は、スタンドオフ防衛能力としてのもので、射程1000キロの飛翔を有するもので、敵基地攻撃につながる非常に危険なものです。
この他、大気圏を超音速で滑空し攻撃する高速滑空弾の量産も視野に入れています。
F35戦闘機に搭載するJASSMミサイル取得も含めています。このミサイルは、ロッキード・マーティン社が開発したものです事項要求のひとつである12式地対艦誘導弾はSSMとされるもので、推進にターボファンエンジンを用いています。開発費に272億円を見込んでいます。これは、防衛省技術研究本部と三菱重工が開発。生産は同社が担います。
ロケットエンジンを推進とする高速滑空弾の研究費は166億円、三菱電気が担い、すでに試作が完了しています。高速滑空弾の類であり、マッハ5以上の超音速で飛翔するミサイルも
南西諸島、進むミサイル部隊配備
対象になっており、スクラムジェットエンジンを推進力にした兵器です。
政府・防衛省は、中国を念頭に置いた計画を立て、地対艦ミサイルを沖縄本島うるま市の陸上自衛隊勝連分屯地に配備するものです。すでに、沖縄県においては、宮古島、石垣島に地対艦ミサイル部隊の配備が急速に進められています。
鹿児島県の奄美大島を含め、南西諸島を対中国との戦争の最前線にする計画です。
つい昨日、麻生元首相が中国とドンパチが始まる。キナ臭い臭いがするなどと、軍備拡大を煽っています。
自民党が、目の色を変えて、対中戦争に加わろうとしていることです。中華民国(台湾)への、中国の軍事侵攻を理由に、アメリカと共同歩調をとる姿勢になっていることです。アメリカ、中国、ともに戦争に発展することを抑えるのではなく、逆に煽り立てているのです。につながるのです。
軍事力など、どれほど強化しても、無傷、無被害で勝ち取ることなど不可能です。それは、現在のウクライナの状況を見れば明らかです。
ウクライナは、日本のGDP比を超える軍事予算を組んでいます。そこに持ってきて今回のプーチン・ロシアの軍事侵攻では、自前の軍備だけでなく、欧米から膨大な兵器などの供与を得ています。にもかかわらず軍に5桁の死者を出し、一般国民も相当数犠牲になり、国土は瓦礫で埋まっています。ことで平和が守られている、維持されていると言えるでしょうか。
ココちゃんです。南港野鳥園、くろちゃんもいたワン もう、絶対に許せない 😒 くろちゃんたち捨てた人わかったら噛みついてやるワン 😒 😒 大阪市住之江区咲洲、撮影・ザウルスちゃん
みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね。
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ コロナが 日常化と言えるくらい続き、安倍元首相時からの日銀の金融緩和による円安やウクライナ問題での物価高騰が際限なく★こんな中で、国民の生活は一段と苦しくなっているのに、所得は増えず。にもかかわらず、政府の国民生活対策は、スズメの涙に等しいままで後回しとなり、軍備の拡大に躍起になっています★アメリカのバイデン大統領との公約を最優先して成し遂げようとする政府の姿勢がより鮮明になっています★安倍首相、菅首相に続く自民党政権で、岸田首相は言葉だけで最悪の首相になっています。そんな最悪の首相の元で起きた安倍元首相の銃撃・殺害。ある意味、岸田首相の国民を顧みない最悪の姿勢が招いたとも言えるものです。生活の悪化は国民の反感をもたらします。