竹中平蔵 旧統一協会と関わり

2022年８月４日　　第393号

ココちゃん通信

発行人      

大阪のうめ吉     

2022年       

8月4日    

第393号     

編集・ココちゃん   

竹中平蔵旧統一協会と関わり

会長退任、関係意識？

自民党政権に深く関わり、郵政民営化など次々と日本を破壊してきた新自由主義者の竹中平蔵と旧統一協会との関係が明らかになりました。これとほぼ同時期に人材派遣会社パソナの会長を退任。旧統一協会との関係を意識したとも見て取れるものです。　

新自由主義悪の権化

15年に「正社員なくせばいい」　　　　

武田御堂筋ビルのパソナ大阪オフィス＝大阪市中央区道修町　撮影・ザウルスちゃん　

「生産性低い人の残業代おかしい」の発言も　　　　　　　　　　

東京新聞　　　　　　　　　
インタビューで　

竹中平蔵は、自民党政権に深く関与し、国をだめにしただけでなく、人材派遣のパソナで長くトップとして君臨してきました。その竹中が旧統一協会と関わっていたことが明らかになりました。　　

15年２月に開催された佐賀県唐津市での日韓トンネル推進フォーラムで講演していたのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

このフォーラムは、一般財団法人・国際ハイウェイ財団、旧統一協会の関連団体です。この財団の、同年の事業報告にも講師として竹中の名前が記されています。　　

同財団の会長は梶栗正義。旧統一協会フロント組織ＵＰＦ（天宙平和連合）・ＪＡＰＡＮ議長、国際勝共連合会長です。　　　　　　　　　　　　　　　　　

そもそもなのですが、この日韓海底トンネル構想なるものは旧統一協会を創設した文鮮明が提唱したものです。佐賀県唐津市と、長崎県対馬を経由し、韓国・釜山を結ぶ海底トンネル

ことごとく私腹肥やし　　　　

です。総延長２７０㌔㍍、総工費20兆円に及ぶ巨大プロジェクトです。　　　　　
　この構想にのっかり、自民党を中心とする推進議員連盟が立ち上げられています。　　　　　　　　　　　　　　

竹中はこのプロジェクトについて「韓国との関係を徹底的に強化することが重要」と著書の対談本で語っているのです。日韓関係の強化は隣国としても大事ですが、竹中が言う日韓関係とは隣国としてではないのです。旧統一協会を意識してなのです。その竹中が７月19日、パソナの定時株主総会で突然退任を発表したのです。これと時同じくして日韓トンネル構想に関わる旧統一協会のフォーラムでの講演がＳＮＳにあがっています。これを意識したものとするのが妥当です。　　　　　　

竹中は15年にテレビ朝日の番組で「正社員をなくせばいい」、18年には東京新聞のインタビューで「時間内に仕事を終えられない生産性の低い人に残業代という補助金をだすのはおかしい」などと語っています。労働者を労働力扱いする姿勢であり、憲法にも反するものです。　　
　このようなことがあり、人材派遣企業のトップとして影響を受けかねないと判断したからではないのか。そこにもってきて旧統一協会とのつながりとなれば竹中は大きなダメージを受けます。それを回避しようとしたパソナ会長の退任とも思われます。　　　　　

　竹中は政界、民の世界で私腹肥やしに没頭してきた悪の権化にほかなりません。竹中が先述のハイウェイ財団を知らないはずがありません。まさに確信犯です。

水辺　涼の風景　★７-²★                 
　　　　大阪市東住吉区、盆栽池   　　　　　　

ココちゃんです。長居植物園の盆栽池、ココちゃんも写真撮るワン😘😁😁　　      　　　　　　　　　　　　　

みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね。

みなさん　　　　　　　　

おはようございます 　うめ吉

この欄はココちゃんの担当です

道しるべ   旧統一協会と自民党の関わりが続々浮上してきています。しかし、いずれも悪いことだと思っている人物がいないことです★これでも自民党は組織的な関与はないと言い張っています。文化庁が旧統一協会の名称変更を承認したことでも、当時の上部機関である文科省の大臣だった人間が「文化庁に聞け」と開き直りです★文化庁に圧力をかけ、独断でやったと言わせるつもりなのでしょう。ですが、そんな小細工をやったところで信じる人などいないでしよう★元文科相次官の前川喜平さんが言うように、役人は前例を重んじます。前例のないことを自らやるはずがありません。それにそのような判断は上部機関の文科相の指示があってのものです。それでも「文化庁がやった」と自身の指示を認めないのです。