世界遺産登録出来ず

2022年7月30日  第388号

ココちゃん通信

発行人      

大阪のうめ吉     

2022年       

7月30日    

第388号     

編集・ココちゃん   

世界遺産登録出来ず    

佐渡金山 提出推薦書不備

政府が登録を目指していた佐渡島金山の世界遺産登録が出来なくなりました。提出した推薦書に記載不備があったためです。これにより、23年夏の登録ができなくなったもの。今後再提出しても、登録は24年になります。それ以前に、推薦書で歴史的事実を隠していることがあるため、登録される保障はありません。  

再提出しても保障?     

背景事実隠した推薦では

佐渡島金山の道遊の割戸(Wikipediaから) 

推薦は事実認めてこそ 

この記載不備で、自民党の佐藤正久外交部長が政府に猛省を求めたいとしています。高市早苗政調会長も「来年の登録が崩れてしまうとは」と語っています。
 政府がユネスコに提出したもので、28日に末松信介文科相が審査が止まっていることを明らかにしました。佐渡金山は、江戸幕府の時代、幕府の財政になっていました。      
 しかし、こうした財政になっていることとは逆に、現場、地底での労働は地獄と言われるほど苛酷なものでした。そうした佐渡金山が、戦時中には朝鮮半島からの朝鮮人が強制労働を強いられていたことです。この強制労働に延べ千人以上が送り込まれているのです。      

この労働により、肺疾患を引き起こしたりしています。にもかかわらず、厳しい監視のもとでの作業が強いられていました。死傷者が続出し、逃亡を試みた労働者もいます。      

このような佐渡金山の歴史があるにもかかわらず、政府や自民党の歴史修正主義者はこの事実を認めようとしないのです。こうしたことから、韓国では佐渡金山の世界遺産登録に反発しているのです。

「歴史戦」挑発してきた安倍元首相 
   強制労働、歴史的事実      

政府が、このような悲惨な非人道的な扱い、朝鮮人を見下し、人を人として扱わないようなことを二度と起こさないよう深い反省と謝罪を込めた世界遺産推薦であったなら、決して韓国がこうした反発もしなかったでしょう。         

ここでも、問題になるのは銃弾で殺害された安倍元首相です。安倍元首相は「歴史戦」などとし、戦えと挑発してきたことです。この安倍元首相の挑発に沿って佐渡金山の世界遺産推薦を決定したことです。佐渡金山における朝鮮人の強制連行は、新潟県の県史や佐渡島にある地元の町史にも明確に残されているのです。   

このような疑問の余地などない歴史的事実に「歴史戦だ、戦え」と煽って来たのが安倍元首相です。    

もし、推薦書に日韓間信頼関係を強固なものにするため、金山にはこうした「歴史的事実を記した案内を設置し」としたなら、韓国側からの共鳴を得られ、共同推薦という形をとれる可能性もあるのです。         

歴史的事実を覆い隠すようなことは、今後に禍根を残すことにしかならないものです。    

真に歴史に向き合ってこその佐渡金山の世界遺産推薦なのです。    

自民党の高市早苗政調会長は「推薦は鎖国中、江戸時代の手掘りの伝統手工業遺産に対するもの」としていますが、とんでもありません。その後の朝鮮人強制労働とどう区別するのでしょうか。こんなばかな、ことを平然と言うのが歴史修正主義者であり、そんな人たちと共同歩調をとっているのが今の岸田文雄首相なのです。歴史修正を繰り返すかぎり、隣国との関係がよくなるはずがないのです。

水辺 涼の風景 ★5★                 
   大阪市住吉区、住吉公園 せせらぎ         

ココちゃんです。住吉公園で小さなせせらぎがあったワン😘👍😊                             

みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね。 

みなさん        

おはようございます うめ吉 

この欄はココちゃんの担当です 

道しるべ   世界遺産は、人類の知的・精神的連帯に寄与し、平和と人権を尊重する普遍的な精神を作る――ユネスコの理念です★今回の日本政府の佐渡金山の推薦は、このユネスコの理念から完全にかけ離れたものになっていることです。こんな推薦では、平和どころか、隣国の増悪を招く結果にしかなりません★過去に筆者は、郷里でもある北海道の東洋一と言われた鴻之舞(こうのまい)=紋別市、金山を取り上げていますが、ここでも戦時中は朝鮮人による強制労働がおこなわれています。その金山での警備をやっていたのが後に筆者の父親なのです★母親から、そんな労働者が赤いフンドシ姿で逃亡し、助けを求めてきたことを聞かされています。朝鮮人の強制労度は国策であったことです。

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