大阪のうめ吉大阪撮り歩記

ー34ー  南海平野線

南海平野線終着

南海平野線、南海電気鉄道が運営していた路線。
市営地下鉄が同地方面に延伸開業したことにより、1980年11月28日に廃線となりました

終着駅平野の停留場

停留場は藤棚になっています。この骨組みは、車両止レール、駅ホームの骨組みを利用して作られています。春先には藤の花が見られます。
線路跡、平野本町側はプロムナード平野として遊歩道化されています

プロムナード平野

南海平野線は、1914年4月26日に開業。当時一帯は農村地帯でしたが、平野線の開業によって住宅地として発展。商店街もできました。
 しかし、市営地下鉄が、平野を通って八尾市まで延伸されたことにより南海平野線は廃線となりました。地下鉄開業と同時に66年間の歴史に幕を閉じたのです

八角形屋根のベンチと電車のレリーフ

プロムナードとして整備されましたが、八角形のベンチが作られています。
線路跡は、タイルとレンガで線路を模したものになっています

信号機

信号機は当時のものが利用されています
このプロムナードとしての整備は大阪市建設局によるもので、地下鉄延伸開業による償いなのでしょうか、跡地取得もプロムナードとしての整備も市の予算からです。

路線灯

路線灯は、冒頭の夜間撮影の写真のように、街路灯のように点灯されます

消えた線路

ここは南海平野線が走っていたところです。住宅や新聞販売店、生活道路に姿を変えています。この先同区背戸口で再び線路跡が残されています。後日partⅡとして取り上げます

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