
2022年7月13日 第371号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
7月13日
第371号
編集・ココちゃん
雅子さんへ尋問27日に
大阪地裁 森友・元理財局長賠償訴訟
学校法人森友学園への国有地売却で、財務省の決裁文書を改ざんしたことを苦に命を絶った近畿財務局の職員赤木俊夫さんの妻・雅子さんが佐川宣寿元財務局長に損害賠償を求めていた訴訟、7月27日に、雅子さんへの尋問がおこなわれます。
5月に佐川氏尋問却下
国への忖度の様相
大阪地裁が入る裁判所ビル=大阪市北区 撮影・ザウルスちゃん
時計の針少し戻った
昨年発足した岸田政権は、森友訴訟で問題を封じ込めるべく、賠償訴訟で求められていた請求を一転受け入れ、夫の死の真実を知りたいと訴えてきた妻雅子さんの思いを封じ込めました。
雅子さんが一番問題にしていたのは、夫・俊夫さんが死に至った真実です。
国はそれまで争いの姿勢をみせていたのに、新政権になって一転、全面的に賠償を受け入れたのです。解決
のためではありません。国の関与を封じ込めてしまうためでした。
このため、雅子さんは問題を正す機会も失われてしまいました、
ところが、6月29日に非公開の進行協議があり、雅子さんへの尋問が決められました。佐川元理財局長への尋問は却下されたままですが、大阪地裁、中尾彰裁判長が尋問を決めたことにより、雅子さんが苦しさを述べる機会ができたことになります。時計の針が少しだけ戻ったとも言えるものです。
雅子さんは、尋問が決まったこの日、記者会見で「夫が改ざんによってどれだけ苦しい思いをしたのか、尋問を通じ佐川さんに知ってほしい」と語っています。
新政権が傷を抱
「お金で済む問題でない」
えることを回避するため、全面受け入れで真実を隠し、幕引きを図ったことに雅子さんは「不意打ちで卑怯だ」としていました。
雅子さんは、国だけでなく、佐川元近畿理財局長を相手にした訴訟に及んでいました。この訴訟で佐川元局長への尋問を同地裁は5月に却下しています。これは国への忖度却下としかいいようのないものです。
雅子さんは「お金を払えばすむ問題ではありません。夫がなぜ死んだのか、なぜ死ななければいけなかったのかを明らかにするための裁判でした」としていました。
このような状況の中、つい先日、11日に近畿理財局に新局長が就任しました。就任した岩元達弘氏が記者会見で「職務に対しては公正誠実に行わなければいけない」としつつ、文書改ざんでは「信頼回復に努めていきたい」としています。
口先だけが先行し、まともに国民に向き合うことをしない岸田政権が、信実を明らかにする道を閉ざしてしまった今、確保されたのが雅子さんへの尋問です。
この尋問でどれだけの問題点が引き出せるかにかかっています。一歩でも2歩でも、真実に近づき、それを社会に示さなければ、雅子さんは命を立った夫・俊夫さんに報告もできないでしょう。
27日に大阪地裁でおこなわれるこの尋問は、新聞・テレビなどのメディアも関心をもって見守るでしょう。そうしたメディアを通じ、少しでも真実を社会の多くの人たちに伝えることができるのです。残されたたった一つの道なのです。
お花って ★97★
きれいね
ブーゲンビリア
ココちゃんです。
今どき、お花少なくなったけどきれいに咲いてるワン 😍 👍 😁 😊
みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね=大阪市平野区、12日、撮影・ザウルスちゃん
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ 赤木俊夫さんの妻・雅子さんが国に対しては1億円の損害賠償訴訟でした。しかし、当事者でもある安倍政権は「私が関わっていたら総理も辞める」とまで見え透いた嘘を言っているのです★この問題の最大の黒幕は安倍元首相です。こんな問題を引き起こしたのが安倍元首相なのです。その安倍元首相が凶弾に倒れました。参院選挙での応援演説の最中です。言論封殺とされても当然の事件です。理由がどうあれ、殺害など容認できるものでありません★しかし、言論封殺を森友学園赤木訴訟で国がそれまで争っていたのに一転して賠償を受け入れです。国が意図したのはまぎれもなく言論封殺です。国の金、国民が納めた税金を使って言論封殺をやってのけたのです。銃撃犯と変わらない国の愚行です。