
2022年7月8日 第366号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
7月8日
第366号
編集・ココちゃん
官房機密費半年で6億5700万円
3月年度末までの岸田政権
昨年発足から179日の岸田政権、松野博一官房長官が年度末までに6億5700万円を支出していたことが、しんぶん赤旗の情報公開請求で明らかになりました。領収書不要の政策推進費の支出。闇金とされるものです。しかも、年度末の3月31日までに政策推進費をすっからかんにするものです。
領収書不要の闇金
1日あたり367万円支出
松野博一官房長官=内閣府ホームページから
年度末、官房長官自らに支出
こうした支出は、内閣官房機密費、報償費とされるものですが、この中には「政策推進費」と呼ばれるものがあり、これは領収書が要らないとされ、どこに、何に使ってもわからない、いわゆるつかみ金、闇金です。
しかも、この闇金が官房機密費の大半を占めているのです。
政策推進費なる闇金は、時の政権にとって都合のいいように動かすため、メディア対策や世論操作に使用されているとされています。
この使い道については、官房長官自身しか知らないまさに闇金。最悪自身の懐に入れてもわからないものです。
松野官房長官は、中途で発足した政権のため、前任の加藤勝信官房長官が使い切っていなかった8000万円を自身の手元に移しています。この後は、毎月9000万円を自らに支出しているのです。
しかも、年度末には、2月に1億1580万円、3月には1億8930万と端数まで支出しているのです。これを1日あたりにすると、政権発足から367万円を闇金として使っていることになります。
こうした闇金の支出は公表されないものですが、関係者の証言があります。野中広務官房長官だった当時、長官を支えていたのが
選挙資金にも使われていた
北海道選出で、現在日本維新の会鈴木宗男参院議員。この鈴木議員が、沖縄県知事選で選挙資金として流れてきたとしています。
こうしたことのほか、政治評論家に流れているとの証言もあります。
こうした官房機密費のとりわけ政策推進費。かつての民主党は「官房機密費の情報を開示せよ」としていたにもかかわらず、政権につくとコロッと態度を一変させ口を閉ざしています。
そればかりか、消費税増税を狙っていた野田政権は、実現を図るために自党の議員に毒まんじゅうをバラまいたとされています。そうしたことで、自民党にも毒まんじゅうがバラまかれたようです。毒まんじゅうとは、言わんがな、政策推進費と言う名の闇金です。
こうした闇金は、歴代官房長官が国会対策やマスコミ対策などに使っているなどはこれまでに幾度となく報じられています。
このような闇金が、時の官房長官が既得権のようにして使っていることはかなりの問題です。
前科があるだけに、民主党の寄せ集め集団でしかない立憲民主党とて同じです。このような政党が政権につけば、また同じことを繰り返すことになります。
これまでに、何度も、機会あるごとに指摘してきたことですが、立憲民主党は第2保守でしかないということです。
そうしたことは、立憲が、安保条約や違憲の自衛隊を政策の基本に据えていることでも明らかです。
立憲民主党には自浄作用などありません。かつての民主党政権を反省することすらしていないのです。そんな党が政権につけば、また官房機密費を復元されることにしかなりません。
ココちゃんです。
クローバーの上をカモのお子ちゃん、お母さんと歩いていたワン 😍 😊 😊
みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね=大阪府八尾市、久宝寺緑地 撮影・ザウルスちゃん
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ 官房機密費、それも「政策推進費」などは完全な闇金でありつかみ金です★他に2つの費目がありますが、これらは領収書が必要です。使途が公開されないのはやむを得ないとしても、政策推進費は許せるものでありません★官房長官は、いわゆる女房役ですから、とことん首相を支えます。時には疑問を感じていても首相を守らなければなりません。その代償として一部(と、言っても数千万でしょうが)が完全に懐に入っても不思議でありません。そもそも使途を公表できない、領収書を要らないものに国民が納めた税金を使うこと自体がおかしいのです★中小企業など、領収書がなければ経費として税務では認められません。そんな場合でも金額はしれています。しかし、官房機密費の「政策推進費」なるものは桁が1桁も2桁も違うのです。