今日「慰霊の日」繰り返すな戦争

2022年6月23日  第351号

ココちゃん通信

発行人      

大阪のうめ吉     

2022年       

6月23日    

第351号     

編集・ココちゃん   

今日「慰霊の日」繰り返すな戦争

美ら海の島、基地はいらない

23日、今日は「慰霊の日」。沖縄県だけのものですが、かつての沖縄戦で県民の4人に1人が犠牲になったのです。決して沖縄県だけの慰霊の日であってはならないことです。美ら海の島に、破壊と悲劇を招く基地はいりません。軍拡が叫ばれる今こそ、軍拡がもたらす結末を考えるべきことです。月桃花にこめられた沖縄の思いをおろそかにしてはなりません。

沖縄を平和の島に 

「防衛」の軍拡、いつか来た道に   

琉球政府が66年に発行した慰霊の日の3¢郵便切手

軍事力 破壊、悲劇招くだけ    

沖縄県は77回目の慰霊の日を迎えました。那覇市の西に位置する慶良間諸島に連合軍が上陸したのを皮切りに、沖縄本島に及んだのが沖縄戦です。講和条約を有利に運ぶためと、本土決戦の時間稼ぎ、いわゆる沖縄が捨て石にされたのです。                    

連合軍55万に対し、日本軍は12万。この数からしても勝てる見込みのないものでした。海上からの砲撃は鉄の暴風とされたものでした。                 

沖縄、特攻機を送り出し向かっていた戦艦大和も、戦果をあげることなく連合国軍によって撃沈されています。
日本の死者は民間人も含めて20万人、沖縄県の人口の4人に1人が命を落としています。地上戦には現地の住民も。老人、児童までが強制動員されています。14歳以上の女子学生からなるひめゆり学徒隊とされるひめゆり部隊もその一例です。                

こうしたことだけでなく、日本軍はガマ(自然の洞窟)に避難した住民を追い出し、逃げる際砲撃で命を落としています。軍隊は決して住民を守ること

軍事力は国を守らない   

をしないのです。            

今でも、国民の命と財産を守るなどとして自衛隊と言う名の軍隊を置いていますが、それはあくまでも平時の時です。いざ有事になれば、国民などそっちのけになることが沖縄戦が証明しています。              

沖縄戦での日本側の死者・行方不明は連合軍の9倍にもなります。連合軍が本土決戦に向けた航空基地・補給基地確保のためにアイスバーグ作戦としておこなった沖縄戦です。               

沖縄県では、本土復帰前、この「慰霊の日」は休日でしたが、復帰にともなって本土の法が適用となりこれがなくなりました。ですが、県が条例を制定し、この日を休日としています。              

今年の慰霊の日の祈念式典などは参院選挙との関係で日程が調整されました。                

慰霊の日は、沖縄県だけのことではありません。日本国民すべての人たちが亡くなった人たちをむくいるためにも2度とこのような戦争をやらないことを誓う日にしなければなりません。                 

今、ロシア・プーチンによるウクライナ軍事侵略が続いています。これをもってして大軍拡が叫ばれていますが、とんでもありません。軍拡、軍事力を持つこと、防衛の名のもとに引き起こされるのが戦争なのです。     
 軍事力を持つことは、国を守ることにはつながりません。それはウクライナの現状をみればわかることです。   
 ウクライナが軍事力を有しない国であったなら、このような軍事侵略などなかったでしょう。軍事力、防衛がこの戦争になったことは明白です。

お花って          

  きれいね   ★86★ 

ムクゲ      

                  

ココちゃんです。ムクゲがきれいに咲いてるワン   😍 👌 👌          
                                

みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね=大阪市平野区 撮影・ザウルスちゃん 

みなさん               
おはようございます うめ吉 

この欄はココちゃんの担当です

 道しるべ いつの世も防衛の名のもとに戦争がはじまる。そんなことが寺の掲示板に書かれていることを目にしたことがあります。まさにその通りなのです★ウクライナをもってして、侵略から日本を守るために軍拡が必要。そう言いだす政党が声高々に叫んでいます。犯罪者の安倍晋三に至ってはGDPの2%の軍事費を主張しています★ウクライナを見てください。国を守れていますか、命を守れていますか。単独ではとっくに敗北です。西側から武器の供与を受けてもあの結果です★国土は瓦礫の山、軍の死者だけでも1万人を超えています。西側の武器供与でたとえ勝利してもおびただしい人的、物的被害です。終戦後復興にどれだけかかるでしようか。これが軍事力をもつことの結果なのです。

今日「慰霊の日」繰り返すな戦争」に2件のコメントがあります

  1. あらためてこの記事は心に刺さりますね。
    軍事力を持っても日本国民は戦えますかね?
    愛国者がどれだけいるだろう?

    数は少ないんじゃないかと思います。
    軍事力は持たない方がいい
    他国の独裁者が攻めてきたとしても
    話し合いによる解決を探した方がいい

    武力を持たない国に攻め込む方が絶対的な悪になるから

    いいね: 1人

  2. 随筆家さん、おはようございます。いつも有難うございます。
     確かに随筆家さんが言われる通りなのです。いくら野蛮な、質の悪いロシアのプーチンでも、軍事力を持たない国に軍事力で侵略するなどあり得ないでしょう。そんなことをやれば、ロシア国民だって黙ってはいないでしょう。あそこの国はなんの軍事力も持っていない、脅威もない国に軍事侵略ということになり、単なる国を征服する行為ですから。
     国際的にだって、どんな言い訳も理由も通用しません。ウクライナへの侵略で、プーチンは嘘を嘘で固め、自国内で強権をもってして反対する人を拘束するなどして抑えつけています。しかし、軍事力を持たない国となると状況は180度違ってきます。国連、国際社会からどんな制裁を受けても言い訳もできないでしよう。
     いずれにしても、軍事力では平和など得られないということです。平時でこそ、国民を守るなどと言っていますが、有事になれば軍隊は沖縄戦と同じになってしまいます。なによりも、軍事力は絶対悪でしかありません。それに勝っても無傷・無被害など100%あり得ません。多くの犠牲を払うことになります。まして今は、沖縄戦時と異なり、ミサイルが主の時代です。何よりも徹底した外交です。そのために外務省があるのですから。平和のためにならいくら税金を使っても喜ばれるだけです。しかし、軍事に税金を使えば脅威を増すだけにしかなりません。

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