
2022年6月13日 第341号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
6月13日
第341号
編集・ココちゃん
世界は南極になればいい
各国の基地があっても国境なし
世界は南極になればいい。記録に残る氷点下97・8度、そんな環境になって人類が死滅すればいいというのではありません。南極には現在64カ所の基地があり、ロシア6、米、中、日4カ所など、複数の基地をもつ国もあります。ですが、南極では、領有権がなく、各国との基地を往来するにもパスポートの必要がありません。南極は世界みんなの地なのです。もちろん軍事紛争など皆無、それぞれの国の基地との研究の交流がおこなわれています。領有権争いや、他国への侵略問題がおきる今の世界、南極のように地球民みんなの地であってほしいものです。
領有権ない唯一の地
日本の37倍の大陸
南極の定住民・コウテイペンギンちゃん(Wikipediaから)
日本の昭和基地 (環境省のホームページから)
南極大陸は、地球上に存在する6つの大陸で5番めに大きな大陸。日本と比較した場合37倍の面積があります。
当然ながら地下には資源もあります。石炭、鉄鉱石、油田、ガス田が確認されています。この他、コバルト、チタン、銀、ウラン、ニッケル、マンガン、鉛などが確認されています。しかし、南極では南極条約によって資源の採掘は完全に禁止されています。
南極には、ボストーークと名付けられた湖が氷床下4000mに(水深200~400m)存在しています。ロシア、フランス、アメリカの共同チームが掘削をおこない、多数のバクテリアを確認しています。
宇宙から飛来した隕石なども見つかっています。南極は氷河の大陸とされますが、一部にはナンキョクミドリナデシコ、ナンキョクコメススキの2種類の花を咲かせる植物が見られます。
南極の氷の厚さは2000mから
軍事力なければ戦争は起きない
防衛が引き起こす戦争
3000mにも及びます。平均気温が氷点下40度の極寒の環境にあります。
このような南極ですが、条約によってしっかりと守られています。南極では国際間とも言える共同体制もとられています。
世界がこのようになれば、領土争いやロシアのウクライナ侵略のようなことも起きないでしょう。南極の基地の運営は、多くが本国の研究機関が主体ですが、チリのように、陸軍、空軍が運営しているところもあります。ですが、それは基地の運営であって、南極には一切の軍事力が存在しません。
これこそ、争いのない平和の基本ではないでしようか。
南極外の世界では、防衛の名のもとに軍事力を持ち、対する相手国はそれを上回る軍事力を持とうとし、結果的に軍拡競争を招き、緊張を高めているのです。
南極のように、軍事力がなければ争いも起きません。国連なるものがあっても、拒否権などというものを決めたことがそもそも間違い違いです。ゆえに、国連が国連としての機能をまともに果たせない要因になっているのです。
国家の大小に関係なく、加盟する国が1国1票とし、一切の軍事力を保有しないと提案すれば採択されるはずです。どの国にとっても、軍事力などという無駄にしかならないことに税金を使う必要がなくなるのです。
軍事対軍事では決して平和も命も守られません。それは、今のウクライナが証明していることです。
ウクライナはロシアを相手に反撃していますが、それでも軍だけで1万人を超える死者を出しています。これに民間人が加わります。勝っても負けても多大な命を失い、国土は破壊だらけの結果にしかならないのです。
お花って
きれいね ★80★
ユ リ
ココちゃんです。
きれいに咲いているワン 😍 😍 😊
みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね=大阪市平野区 撮影・ザウルスちゃん
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ ウクライナへの軍事侵攻に乗じて。岸田政権は大軍拡に突っ走ろうとしています。それを後押しするのが与党でもある公明党と維新・国民民主などの補完勢力です★一旦戦争になれば、どんな軍事力をもってしても無傷ですまないことはウクライナをみれば明らかです。防衛というものが戦争を引き起こすのです★南極にはロシアの基地も、ウクライナの基地もあります。ですが、争いなどおきていません。南極には一切の軍事力が存在しません。防衛にかこつけて軍事力を持つことがいかに愚かなことか★世界、地球民はいまこそ南極大陸の民になるべきです。パスポートもいらない、領有権も主張しない地球という星を争いのない星として守るべきです。
本当ですね、何かの本で読んだのですがローソンで好評の悪魔のおにぎりは南極観測隊が好んで食べてるおにぎりを商品化したように記憶してます、質素なおにぎりでも極寒の劣悪な環境では貴重な楽しみになるのでしょうね。今回の戦争によりウクライナのみならず、世界中に与えた様々な損失ははかり知れません。幸せや安心について考えさせられます。
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koaromanさん、こんばんは、いつも有難うございます。
いつの時代も、防衛という名のもとに戦争が始まります。それもいつも国家のリーダーが引き起こしています。軍事力がなければ戦争なんて起きっこないのですよね。防衛のためなんてのは戦争をやる気の口実にすぎないのです。
ひとたぴ戦争になれば、勝ち負けに関わらずとんでもない被害を受けます。ウクライナにしても、もし、ウクライナが軍事力をもつていなかったらこのような戦争には至らなかったでしよう。欧米からの武器供与でロシアの攻撃をはね返してはいますが、兵士の死者だけでも1万人を超えています。兵士にも親兄弟、あるいは家族がいます。亡くなった人の家族は、この先が大変です。
それに、国土もめちゃめちやに破壊され、瓦礫の山です。たとえ勝利に至っても人的、物的被害ははかり知れません。その先何年も復興にかかるでしょう。
南極のように、各国の基地があっても、往来にはパスポートもいらず、どこの国のひとたちも仲良くやっています。食べ物ひとつでも貴重です。極寒の中での生活でも、争いもありません。略奪なんて話もききません。世界中が南極のようになればと願わずにはいられません。
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