
2022年6月4日 第332号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
6月4日
第332号
編集・ココちゃん
必要なのか空飛ぶ車
車と言っても小型航空機
25年の大阪万国博覧会に向けた空飛ぶクルマについて大阪府が飛行実験会場候補地を選定します。合わせて政府は万博会場と空港などを結ぶ9路線を概に公表しています。しかし、本当に空飛ぶ車など必要なのか。車と言っても小型の航空機です。となれば、離発着地に空港のような管制が必要になるはずです。飛ぶのが洋上だけに限定したとしても、船舶への危険性が高まることになります。便利だから必要とはなりません。
市中離発着問題多すぎ
駐車場離発着論外
NECが開発した空飛ぶクルマの試験機。ドローンそっくりです
管制が必要になるのでは
大阪府が飛行実験の候補地の選定をするということですが、これによって、離発着地として定着すれば観光地と空路でつながる利点があり、市町村の誘致意向を調査するとしています。
ですが、あまりにも短絡的すぎではないのか。観光地と結ぶとなれば、観光地にも離発着地を設ける必要があります。
こうしたことを見越してか、駐車場最大手のパーク24 (東京都に本社を置く東証上場企業)が離着陸拠点をつくるとしています。パーク24は、タイムズなども連結会社であり、全国に2万カ所の駐車場を運営しています。
この駐車場の可能な場所を離発着地にできるようにするものです。
同社は、関西で自社の駐車場を使って整備を進め、全国に拡大する計画です。欧米のガイドラインを参考にした整備としています。
こうした空飛ぶ車については、まだスタートラインに向かっている段階
運航者には技量・知識必要
ともいえるもので、スタートラインについているわけではありません。
ですが日本維新の大阪府知事が先走りしている感が大きいものです。
欧米では、米連邦航空局、欧州航空安全機関がガイドラインを策定しているとは言え、連邦航空局、航空安全機関のような機関が維新が進める空飛ぶ車の推進に出てきません。ガイドラインに沿って進めるだけでなく、航空管制整備が真っ先に必要なはずです。
このようなことを第一にしない推進は危険を振りまくだけでしかありません。
ガイドラインの3000平方メートルの離発地確保だけの問題ではないはずです。
パーク24は、離発着できる駐車場にカーシェアサービス車両を配置し、乗り継ぎの需要も見込むようです。ですが、このようなことを大阪府が推進する空飛ぶ車の追い風になると考えるならとんでもない間違いです。
空飛ぶ車といっても、一般人のだれでもというわけではないはずです。
タクシーのように、特別に許可を受けたひとが運転に携わることになるでしょう。ですが、空を飛ぶわけですから、それ相当の技量と知識が必要になります。航空機のように高高度を飛行するのとは違いますが、それが逆に危険につながることにもなるわけです。航空機ならば、万一事故が発生しても、ある程度の余裕がありますが、空飛ぶ車などは、事故発生、即落下です。
ある意味でパイロット以上でなければならないとも言えます。
ココちゃんです。
ここが豊臣秀頼、淀母子が大阪夏の陣で自害した場所なんだって 😲 😲 😲
ココちゃんそんなのイヤだワン 😒
みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね=大阪城で 撮影・ザウルスちゃん
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ 駐車場最大手のパーク24は、1人~2人乗り、5人乗りの離発着が可能な拠点を整備するとしています。この会社も維新と同じくかなり先走っているようです★管制機関を考えない空飛ぶ車などあり得ません。空飛ぶ車には、運航事業者参入が増えているといいます。ですが、参入事業者をそのまま認めてしまっていいのでしようか★空飛ぶ車には、冒頭写真のような、ドローンそっくりの垂直上昇の機体や、翼をもったものもあります。まさに航空機そのものでしかありません★にもかかわらず、大阪万博まで3年を切っているのに、空飛ぶ車に関わる法律の話などきいていません。こんなことで、万博開催に間に合うのでしようか。船舶や建造物、あるいは人に危害を与えない運航が保障されるのでしょうか。そうは思えないのですが。
うめ吉さま、いつも楽しい記事ありがとうございます。
現在ドバイでは警察が空飛ぶバイクと称して使用してますがドローンに人が乗ってるだけで、バイクとは言えないきがします。
一方そういった緊急性を伴う事故や事件、医療などには有効性はあるでしょう。
単なる一般人の輸送では、物見遊山で乗る人はあっても費用や運賃もタクシー料金などの比じゃないでしょうね。
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