
2022年5月31日 第328号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
5月31日
第328号
編集・ココちゃん
政府 戦闘機、ミサイル輸出へ
防衛装備品全般規制緩和
政府は、今年度に防衛装備品の輸出について規制を緩和することを目指しています。防衛装備移転三原則を崩壊させるもので、軍需産業の要望に沿って支援するものであり、戦争する国が加速することになります。一般的な装備品だけでなく、ミサイルや戦闘機までも含まれています。
防衛装備移転三原則崩壊
軍需産業への支援だ
F−4E戦闘機(三菱重工のホームページから)
戦争する国へ加速
政府が規制緩和をする案には、個別に協定を結んだ国とされていますが、一旦こうしたことになれば、なし崩し的に拡大されることにつながりかねません。
個別の協定を結んだ国としては、インド、オーストラリアのほか、欧州や東南アジアと広い範囲に広がります。またもプーチン・ロシアのウクライナ軍事侵攻に便乗した「戦争する国」を目指していることにほかならない極めて危険なものです。
防衛装備移転三原則なるものは、第二次安倍政権のもとで策定されたものです。好戦派の安倍政権ですらこのような策定をしなければならなかったのに、岸田政権はこれを崩壊させようとしており、安倍政権以上に危険な政権であることです。
規制緩和と言えばまだ聞こえがよいですが、実質なきものにするものです。まして、ミサイルや戦闘機まで含まれるとなればなおさら。深刻な事態です。
岸田政権がこの
日本産兵器、海外紛争で使用に
ようなことをやるのは、自公政権が軍需産業と癒着しているからです。ミサイル・戦闘機を生産しているのは三菱重工です。国内では軍事企業としてトップの位置にある基幹企業です。
同社は、航空自衛隊のF2戦闘機の後継を同社など8社で共同設計。これを防衛省が契約しているのです。パトリオット(PAⅭ2)なども輸出の対象になり、これは三菱重工の兵器です。
防衛装備品の輸出緩和、規制を外すともいえるものです。このようなことは、軍事企業の業績を支援することにつながります。
軍事企業は、三菱重工を筆頭に、川崎重工、富士通、IHI、三菱電機などが顔を並べています。戦闘機やミサイルなど、直接の兵器だけでなく、これらに使用するソフト関連(富士通)、ジェットエンジン(IHI)、レーダー(三菱電機)などを生産している企業などです。
岸田政権は、このような防衛装備品の輸出緩和を年度内に決定するようです。この中には自衛隊の現役戦闘機も含まれています。
こうしたことが現実になれば、海外で日本産の戦闘機やミサイルが軍事紛争で使用されることになります。しかも、岸田政権は、今回のウクライナへの軍事侵攻でミサイルや戦闘機などを供与することも考えたものになっていることです。
軍事侵攻されている国に、支援の兵器を供与できないことには一定の矛盾もありますが、さらに戦火を拡大することにつながりかねない危険性をはらんだものになります。
お花って
きれいね ★75★
キョウチクトウ
ココちゃんです
キョウチクトウの花が咲いていたワン 😍 😊 😊
みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね=大阪市平野区 平野川遊歩道 撮影・ザウルスちゃん
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ プーチン・ロシアのウクライナ軍事侵攻で、国内で便乗の軍拡の声が広がっています。維新の会や国民民主など補完勢力だけでなく、立憲民主党もです★軍拡は更なる軍拡を呼び込むことにしかなりません。破滅への道を作るだけでしかないのです★これとは一線を引いて、今のウクライナ。この国が軍事力を持たない国であればロシアの軍事侵攻を招かなかった可能性があります。とは言え、軍事侵攻があった以上迎撃するのは当然です★しかし、日本共産党は軍事装備品の供与に反対しています。各国の軍事装備品の供与がなければ圧倒的なロシアに負けるのが明確です。やむを得ないというのでしょうか。それとも、親露派が支配する2州をロシアにくれてやり、それで戦争終結を図れと言うのでしょうか。明確にしてもらいたいものです。
こんばんは、夜分すみません。
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