
2022年5月30日 第327号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
5月30日
第327号
編集・ココちゃん
桜を見る会前夜祭で無償の酒
サントリー、安倍事務所に提供
安倍晋三元首相による桜を見る会前夜祭で、無償の酒を参加者にふるまっていたことが明らかになりました。しんぶん赤旗日曜版29日付けでの報道です。ホテル側が東京地検特捜部に提出した明細書にウイスキー、赤ワイン、白ワイン、ビールなど本数まで詳細に記載されていました。これだけでも公選法違反の「利益供与」にあたります。にもかかわらず、こうしたことを掴んでいたにも関わらず、不起訴としたのです。完全な検察の安倍政権への忖度です。
公選法違反「利益供与」明白
提出明細書記載、地検握り潰し
無償の酒のふるまいを報じるしんぶん赤旗日曜版(右)、同紙のスクープを報じる「日刊ゲンダイ」デジタル版(下)とウェブニュースサイト「LTERA」
しんぶん赤旗日曜版報道
桜を見る会前夜祭で、安倍事務所がビール、ワインなどの酒を参加者にふるまっていたことは、同紙が東京地検に、刑事確定訴訟記録法に基づいてむことについて「1月下旬に閲覧請求してわかったものです。
この報道からみても、東京地検には頭っから安倍政権に忖度し、起訴する気などなかったということ。不起訴前提で国民への手前「やってる感」を見せただけということです。その後、不起訴不当として検察審査会に申し立てがされていますが、不起訴を覆せませんでした。これには検察審査会に問題があるともいえます。検察審査会のメンバー11人。国民の中から無作為選出された人たちだとい
見られない全国紙の報道
うことです。
例えば、もしあなたがメンバーに選ばれたとして正しい判断を下せますか。メンバーは所詮素人です。審査会には弁護士による補助員制度もあります。
しかし、あくまでも問題点が出てきて助言を受けてのこと。誰も問題意識をもたなければ、持ち合わせの感覚、考えで議決されてしまうことになります。審査会は、証拠を精査して議決に至るものでないからです。
今回、しんぶん赤旗日曜版が閲覧請求して明らかになった明細書が手元にあったとして、問題を見抜けたかということです。まず絶対的に無理でしょう。
さらに、全国紙など主要なメディアの対応です。頭っから時の政権を監視するなどという意識も気概もないことです。政権の監視より、広告をもらうことを第一にしているからです。
こうしたことで、今回も、しんぶん赤旗日曜版が報道したことで、いち早く引用して報じたのが日刊ゲンダイやLTERAです。
このほか、EconomicnewS、exciteニュースなどのwebメディアの報道にも関わらず27日現在、全国紙や通信社の報道・配信が見られません。
桜を見る会前夜祭は、都内の高級ホテルで、1人5000円の会費でおこなわれたことになっています。それが、真っ赤な嘘なのです。判明しているだけで、ホテルに毎年、144万円から 250万円の補填がおこなわれています。
今回判明したのは飲料のサントリーから無償提供されたものです。しんぶん赤旗日曜版がサントリーに確認すると毎年15万円程度だったと言います。これは明らかに利益供与につながるものです。
お花って ★74★
きれいね
バーベナ
ココちゃんです
白い花が咲いてたワン バーベナって名だって()で美女桜って書いてあったワン、メモメモ 😘 😁🤣
みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね=大阪府八尾市、久宝寺緑地 撮影・ザウルスちゃん
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ 桜を見る会前夜祭に参加した人たちは安倍元首相の選挙区からです。つまり有権者に、安倍事務所にサントリーから無償提供された酒をふるまったのです。明らかな利益供与です★政治資金規正法は、物品提供を寄付としています。ここでは酒がそれになります。つまり、選挙区民に寄付をしたことになります。当然ながら言わず語らずの「一票よろしく」というものです。閲覧で判明した3年間のうち、19年だけでビール20本、ウイスキー42本、赤ワイン24本、白ワイン24本、焼酎12本となっています★サントリーはしんぶん赤旗に「会の開催は安倍事務所から教えていただいた。酒の代金は無償」と話しています。このような明細まであるのに東京地検は不起訴として幕を引いたのです。