汚染水海洋放出止めよ

2022年5月20日  第317号

ココちゃん通信

発行人      

大阪のうめ吉     

2022年       

5月20日    

第317号     

編集・ココちゃん   

汚染水海洋放出止めよ   

国、東電 社会的合意なしで

アルプス処理水についてはタンクで厳重保管し「漁業者、国民の理解を得られない海洋放出は絶対に行わない」そう約束したにも関わらず、原子力規制委員会が原発汚染水の海洋放出を認める方針です。日本経済新聞などのメディアをはじめ、国を擁護したい側は汚染水と処理水は違うと躍起になっています。しかし、処理水と言えども普通の海水とは異なり汚染された水です。しかも、通常運転での水ではなく、原発事故にともなうもの。全く異なるのです。                              

データ隠し東電信用できぬ  

漁業者との約束守れ     

福島原発の汚染水(国際環境団体のホームページから) 

安くて簡単だからか    

国や東電は、費用が安くて済み、簡単だから海洋放出を狙っています。規制委方針はこれを後押しするものです。
全ては国と東電が「原発は絶対安全」として設置・運転を押し進めてきた結果なのです。   
 国は国民生活に影響のない軍事費を最大限に削り、東電は利益が全く出なくても費用を投入する責任があります。         

まして、漁業者が建屋周辺地下水を汲み上げ、浄化処理後に海洋放出というサブドレン計画を “苦渋の選択”受け入れまで反故にするなど到底許されることではありません。      
 汚染水はトリチウムを薄めたアルプス処理水とされるものですが、汚染水には変わりありません。このようなことを国や東電がやることは、原発周囲の海だけでなく、近隣県、さらに隣接する国々の不信を招くことにしかなりません。       隣接する国々は、福島県とは反対側の日本海ですが、その国ですら懸念を示していることです。太平洋側の日本の各県に至っては

安全な水なら国が使え     

なおさらです。    

近隣国は離れていて殆ど問題はないでしょうが、皆無とも言えません。それより、問題なのは東日本大震災で被災した近隣県です。未だ復興の途上にあるのに、その復興に打撃をもたらすことになります。   
 事故後の東電を見ても、汚水タンクからの漏水を隠蔽するなど、信用できないことをやってきています。そんな東電と国が業業者裏切りでの海洋放出など絶対悪でしかありません。   
 こんなことをやるために、国は「アルプス処理水は安全基準を満たす」としたチラシまで制作して学校という現場に送りつけているのです。学校の現場から洗脳するつもりです。    

こうしたことだけではありません。国は全国紙を含む全国都道府県にある地方紙・ブロック紙にチラシに載せたようなことの広告を掲載しているのです。その費用は4000万円にも上ります。こんな無駄なところに税金を費やしてまで政府の理のない主張を広げてを広げています。  

国は「安全基準を満たしている」としています。それなれば、首相官邸や内閣府をはじめ、省庁で使用する水を水道水と混ぜて使ったらどうですか。     

これらの政府機関で1日に使用する水は相当な量になるでしょう。そうすれば、水道水の使用が少なくなり、電力削減にもつながり、温暖化対策にも貢献するのではないでしょうか。まずは政府が率先して「安全基準を満たしている」水を利用することです
 それが出来れば、国民も「やっぱり安全なんだ」と納得するのではないでしょうか。     

お花ってきれいね ★70★     

 コスモス      

                  

ココちゃんです                         

もう秋なのね、コスモスが咲いてるワン シミジミ  エーッ!!まだ梅雨入りもしてないのに🤣🤣 😁    

みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね=大阪市平野区、平野川遊歩道         

撮影・ザウルスちゃん     

みなさん
おはようございます うめ吉 

この欄はココちゃんの担当です 

道しるべ     

原子力規制委員会など所詮国の原子力認可委員会でしかありません。公正な判断などみられません★そんな規制委が福島原発汚染水の海洋放出を認める判断をしました。規制法や政府要求を満たしているとしています。そうです、政府の要求に沿って認める判断をしたのです。規制法も規制法ではなく認可法です★今後意見公募をして7月中に認可するとしています。ですが、トリチウムが完全除去されているわけでありません。体内に入ると遺伝子を傷つける恐れがあるのです★にもかかわらず、東電は放出する準備としてのトンネル工事に必要なシールドマシン(掘削機)を降ろす立て坑の掘削を始めているのです★シールドマシンも現場で設置され、海洋放出ありきの姿勢を崩していません

シールドマシン トンネル、下水道 地下鉄工事などでの掘削機。先端に回転するカッターがついており、これで地中を掘り進む機械です。
 1日に掘り進む距離は僅かです。掘削した土砂や岩盤などはコンベヤーやトロッコで地上に引き上げられます。掘削したところはセグメントという鉄枠で囲まれコンクリートで固められます。

汚染水海洋放出止めよ」に5件のコメントがあります

  1. 原発事故後人から聞いたのですが、当時社長の月収は〇千万円、事故後わずか〇年勤務で退職金〇億円とのことでした。
    聞いた数字はあえて書きません、驚きを通り越してあきれるばかりなので・・そしてヤバくなってドバイへ逃げちゃったと聞きました。
    現日本において、シングルマザーが子育ての合間にパートで一生懸命働いても年収百万にも満たないケースも珍しくないらしいです。
    そもそも電気料金自体フェアな価格なのでしょうか、暴利を得ているのかどうかは分かりませんが、私は人生というのは何処かで帳尻が合うようにできてると思います。
    良いことも悪いことも、それなりの末路を辿ると思ってます。

    いいね: 1人

  2. koaromanさん、おはようございます。ホント、酷い話ですね。無責任ですむことではないです。
     多くの人の生まれ故郷を奪っておいて、自分だけが逃げるなんて。そんな事態を招くのが原発なんです。しかも、あの事故は、国会で全電源喪失が指摘されていたのにもかかわらず、なんの対策もとってこなかったことにあります。
     逃げた社長はその先で優雅な暮らしを出来るでしょうが、故郷を追われた人たちは優雅な暮らしなんて夢のまた夢。馬鹿げているにも限度があります。

    いいね: 1人

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