
2022年5月15日 第312号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
5月15日
第312号
編集・ココちゃん
潜在エネ、電力需要の5倍
政府、それでも積極活用せず
日本は有数の火山国です。そうした火山地帯が全土に広がっています。その地下数~十数km、1000度を超える温度のマグマだまりがあります。いわば無尽蔵のエネルギーです。これをエネルギーとして活用しない手はありません。しかし、政府はこれを積極的に活用する施策を打ち出さず、化石燃料や原発に固執しています。地球温暖化による気候変動の問題は待ったなしです。
化石燃料、原発に固執
気候変動対策怠慢
火山地帯の噴火(資源エネルギー庁のホームページから)
大手電力会社配慮やめよ国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が平均気温上昇を1・5度に抑える努力の追に抑える努力の追求で合意しています。しかし、日本は30年に二酸化炭素削減を46%、COP26の合意と整合しないものです。
日本は大型の火力発電所の新規建設を進めるような、COP26の合意に逆行するようなことをやっています。しかも、石炭にアンモニアを加える混焼までやって火力を推進しているのです。真摯にCOP26の合意に向き合う姿勢がみられません。
冒頭で述べたように、日本は世界でも有数の火山国です。その地下深くには無尽蔵のエネルギーがあるのです。
こうした地域は、その多くが国立、国定公園などに指定された自然公園です。ですが、現在はこうした自然環境を損なうことがない、離れた場所からの斜め彫りという技術が確率されています。
同時に、こうした地域には温泉があり、温泉施設もあります。ですが、これ
異常気象、災害招く気候変動
も同様に、温泉を枯れさせない技術が確立されています。
政府が温暖化対策を積極的に進めようとする気があるなら、なんら躊躇することがないのです。
世界的に見れば、1904年にイタリアで初の地熱を利用した発電をしたことに遡ります。遅れましたが、日本では1919年に大分県で噴気孔掘削に成功しています。そして25年に地熱発電に成功しています。
こうした経緯があるにも関わらず地熱発電は牛歩のごとく。絶対安全と国民を欺き危険な原発がとって代わっています。
東日本大震災で原発事故を起こすと、今度は火力発電にも力を入れる有様で、地熱発電などは完全に蚊帳の外のような状況でした。
気候変動により、毎年異常な災害が多発しています。温暖化対策は待ったなしの課題にも関わらず政府は化石燃料と原発に固執しているのです。こうしたことは、単なる、既存の大手電力会社への配慮でしかありません。政府の頭にあるのは大手電からの見返りだけなのでしょう。
国会では地球温暖化対策推進法改正案が参院本会議で審議入りしています。ですが、松野博一官房長官は「多様なエネルギー源をバランスよく活用することが必要」と、そんな程度の認識しかないのです。
太陽光活用には夜の利用が出来ない面もあります。ですが、こうしたことと組みあわせ、他の風力、波力と、それこそ多様な自然エネルギーを利用して化石燃料利用や原発をなくすことなのです。
お花ってきれいね ★65★
バ ラ
ココちゃんです。
わーきれいだワン 💕 😊 😍
みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね=大阪市東住吉区、長居植物園 撮影・ザウルスちゃん
道しるべ 日本の自然エネルギーの自給率は僅か10%にすぎません。G7国の中で唯一石炭火力廃止期限を示していない国です★しかも、日本には再生可能エネルギーが電力需要の5倍もあるのにです。地熱は電力の他にも暖房、浴用、施設内園芸にも概に利用されています。その分電力使用が減っているということです★この地熱を本格的に利用すれば火山大国のエネルギー自給が完全に成し遂げられるのです★この地熱を発電に利用する場合、地域によって地熱の構造が異なり、当然方法も異なります。噴出試験などの調査結果によります。施設を作り上げるまで長い期間がかかります。だからこそ1日でも早く着手しなければならないのです。地球が存在する限り、なくならないであろう地熱に日本は恵まれているのです。